Japanische Klassiker mit Furigana
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しょくぶつちしき
植物知識
牧野 富太郎
Lesen Sie 植物知識 (しょくぶつちしき) von 牧野 富太郎 (まきのとみたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 43.784 Zeichen · 86 Bildschirme
すなわち茎葉は枯れても、この部はいつまでも生きていて死なない。
右、鱗茎は白色、あるいは黄色の鱗片が相重なって成っているが、この鱗片は実は葉の変形したものである。そして地中で養分を貯えている役目をしているから、それで多肉となり、多量の澱粉を含んでいる御蔵をなしているが、それを人が食用とするのである。右の鱗片が相擁して塊り、球をなしているその球の下に叢生して鬚状をなしているものが、ユリの本当の根である。そしてなお鱗茎から出ている一本の茎にも、その地中部には真の根が横出して生えている。
茎は鱗茎、すなわち球根から一本出でて直立し、狭長な葉がたくさんそれに互生している。茎の梢は多くは分枝して花を着けているが、花はみな美しくて香気のあるものが少なくない。そして花は上向きに咲くものもあれば、横向きに咲くものもあり、また下向きに咲くものもあって、みな小梗を有している。
花は花蓋(萼、花弁同様な姿をしているものを、便宜のため植物学上では花蓋と呼んでいる)が六片あるが、それが内外二列をなしており、その外列の三片が萼片であり、内列の三片が花弁である。そしてそのもとの方の内面には、よく蜜が分泌せられているのが見られる。