Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
と云われ元は二百六十石も取りました藤原の母ががつ/\して塩握飯を食べて居ります処へ、帰って来たのはおあさで、
あ「お出(いで)なさい」
彦「いやこれは」
あ「お母(っか)さん又お鉢の中へ手を突込んで仕損(しそこな)いをすると私が困りますから」
彦「あゝ御新造さんこれは私(わし)が持って来たので、お母(っか)さんがお鉢から食べたのではありません」
あ「へえお前さんは能く持って来て下さるが、仕損いをするとしょうがないから上げないのに、何故(なぜ)持って来て食わせるんだえ、私共は浪人しても武士だよ、納豆売風情(ふぜい)で握飯(にぎりめし)を母へくれるとは失礼な人だ」
彦「これは失礼しました、斯(こ)うやって同じ長屋にいれば、節句銭(せっくせん)でも何(なん)でも同じにして居ります、お前さんの所が浪人様でも、引越(ひっこ)して来た時は蕎麦(そば)は七つは配りゃアしない、矢張(やっぱ)り二つしか配りはしないじゃないか、お母さんは仕損いも何もなさりはしないのに、旦那が知らないと思って、種々(いろ/\)な事を云って旦那を困らして、お前さんはお顔に似合わない