Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
のは承知して居ります、就(つい)ては老体の母を遺(のこ)して死にますから何卒(どうぞ)不愍(ふびん)と思召して目を掛けて下さい、おあさどのゝ悪い事は未だそればかりではない、私に附け文(ぶみ)をした事は貴方は知りますまい、いやさ艶書(えんしょ)を送った事は知りますまいがな」
喜「何(なん)と仰しゃる」
文「森松、此の間の文(ふみ)を持って来い」
森「はい、お前さんの所の御新造を悪く云うのじゃアねえが、私(わっち)に手拭や何かくれて此の間立花屋へ連れて行って、お前さんと別れて寡婦(やもめ)暮しになったら文治郎さんを連れて来てくれと云って文(ふみ)を頼まれたから、旦那の所へ持って来るとポカ/\と二つ殴られました」
文「喋(しゃべ)るな…此の文(ふみ)は開封致さずに置きましたから御覧下さい」
と云われ藤原は手に取って見ると、文治郎さま参るあさより、とずう/\しく名宛(なあて)が書いてあり、以前は勤めをしたあけびしのおあさですから手は能(よく)はありませんが、書馴れて居りますから色気があって綺麗に書いてあります。其の文(ふみ)に此方(こちら)へ越して来た