Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
文「友さん、大分(だいぶ)面部へ疵(きず)を受けたねえ、どうした、確(しっ)かりしなくてはいかぬ、身を投げて死ぬなどとそんな小さい根性を出してはいかぬ、どう云う訳か、心を落付けて話しなさい」
森「旦那が来たよ、話しねえ」
友「へゝ有難う、誰が来ても私は半分死んで居ります」
森「あんなことを先刻(さっき)から云うので分りません、確(しっか)りしねえ、旦那だよ」
文「私(わし)だが分るかえ」
友「へー、お村様と云いますから、お村のお母(ふくろ)まで向うに附いているので、へー」
森「これは仕様がねえな、旦那が分らねえか」
文「友さん、私(わし)が分りませんか、業平橋の文治郎だが分りませんか」
友「へー/\旦那で、有難い/\能く来て下さいました、旦那様口惜(くやしゅ)うございます、何(ど)うか讎(かたき)を討って下さい、私は半分死んで居ります」
文「まア気を落付けなさい、嘸(さぞ)残念であろうが、何(ど)う云う訳でお前は酷(ひど)い目に遇(あ)ったか仔細を云いなさい」
友「へい、私はね旦那様あなたより外(ほか)に讎(かたき)を取って戴く方はございません、貴方の処へ参りたいと思いましても、此の二月貴方に一言(いちごん)のお話もしませんで銀座三丁目へ越し、つい敷居が高くなり御無沙汰になりましたが、是れも皆