Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

其の頃馴染(なじみ)でございますから人に知れないように一番奥の六畳の小間を借りまして、様子を聞こうと思うと、お村は云う事もあとやさきで只泣く計りでございますから、

友「どうも何(なん)だか唯泣いてばかりいては訳が分らないじゃアないか、冗談じゃない、又お母(っかあ)と喧嘩でもしたのだろう、お前のお母のあの通りの気性は幼(ちいさ)い時分から知ってるじゃアないか、能く考えて御覧、都合の好(い)い時分に何か買って行って、これをおたべ、これをお着と云って菓子の折(おり)か反物(たんもの)の一反も持って行(ゆ)けばニコ/\笑顔(わらいがお)をするけれども、少し鼻薬が廻らなければ、脹面(ふくれッつら)をして寄せ付けねえと云う不人情なお母だから、どうせお前は喰物(くいもの)になるので可愛そうな身の上だが、これも仕様がないが、まアどう云う喧嘩をしたのだか、手紙に死ぬと書いてあったが、死ぬなどゝ云うのは容易な事じゃアないが、一体どう云う訳だえ」

村「此の間話したが、アノーお客の御舎(ごしゃ)さんと云う人が手を廻して、お月姉さんから色々私の方へ云ってくれたが、お月姉さんが其の事を直(じき)にお母に云って仕舞ったから、お母は何(なん)でもお客に取れと云うけれども、私は厭だから厭だと云ったら怖ろしく