Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

かいていとし

海底都市

海野 十三

Lesen Sie 海底都市 (かいていとし) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 84.118 Zeichen · 168 Bildschirme

Aozora Bunko

全くすばらしく進歩した技術だ、僕は舌をまいて感心のしつづけだ。

そのとき僕は、これは夢をみているのではないかと思った。それはかかる大工事が行われているのにも拘らず、よく工場で耳にするあのやかましく金属のぶつかる音が、すこしもしないのであったから……。

乾いた海溝底

「ふしぎだなあ、これだけの大仕掛な工事が行われているのに、さっぱりそれらしい鉄のぶつかる音がしない」

僕がそういうと、タクマ少年がびっくりしたような顔で、僕をみつめていたが、しばらくしてやっと分ったという顔付になり、

「ああ、お客さん、昔はニューマチック・ハンマーとか、さく岩機だとか、起重機だとかいう機械が土木工事に使われていて、たいへんにぎやかな音をたてていたそうですよ。しかし今は、雑音制限令があって、そういう不愉快な音は出せないことになっています。それに、穴を掘ったり、鉄の棒をおしこんだりする器機も、原子力エンジンから力を出すので、まるで巨人が棒をおしたり、巨人が土を手で掘ったりするように、楽に仕事が出来て、音もしないのです。……さあ、あっちへ行ってみましょう。海溝工事場で、海水をかいだしてもう人間が歩けるようになっている所がありますから、そこを見物しましょう、どんな鉱物が掘りだされるか、おもしろいですよ」