Japanische Klassiker mit Furigana
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しろいくも
白い雲
小川 未明
Lesen Sie 白い雲 (しろいくも) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.755 Zeichen · 16 Bildschirme
「ほら、これが方解石なんだぜ。」
白い石の破片に、他の色とまじって、ひときわ白く光沢を放ち、塩などの結晶のように見えるのです。方解石だけは、割っても、割っても、四角形に割れる特徴を有していました。
「ちょっと、水晶みたいだね。」と、武ちゃんが、いいました。知らない子供たちまで、西山のそばに寄ってきました。その子供たちの手にも、なにか石が握られています。
「これ金でない?」と、その一人が、自分の持っている、石の破片を示しました。
「どれ、そいつは磁鉄鉱らしいな。金は、もっとうす紫色を帯びているよ。」と、西山が、いいました。
「この、ちかちか光るところだけは、銅なんだろう?」と、義ちゃんが、のぞきました。
「そうらしい。」
「僕、方解石を見つけた!」
見ると、敏ちゃんは、石で、石を打って、その部分だけを取ろうとしています。
「君、方解石って、どんなの?」
知らない子供の一人が、よく知ろうとして、敏ちゃんにききました。
敏ちゃんが、教えていると、ちょうど、ゴーッ、ゴーッと風を切って、レールの上を走ってくる、トロッコの音がしました。
「おい、がきども、いたずらするなあ。