Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ふくざわゆきち

福沢諭吉

高山 毅

Lesen Sie 福沢諭吉 (ふくざわゆきち) von 高山 毅 (たかやまつよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 54.555 Zeichen · 109 Bildschirme

Aozora Bunko

アメリカの旅、ヨーロッパの旅

すると、

「なにも、そんなくろうをすることないじゃないか。やめたほうがよい。ひつような本なら、オランダ人がほんやくするから、それをよめばよいじゃないか。」

といわれてしまいました。

これではしかたがないので、三番めに原田敬策のところへいってはなしてみますと、

「そうか、それはおもしろい。ぜひやろう。二人ならば気がつよい。どんなことがあっても、やりとげようじゃないか。」

と、さんせいしてくれました。

こうして、なかまをみつけることのできた諭吉は、それからというものは、すこしでも英語をしっている人があれば、すぐにたずねていって、おしえてもらうといったありさまでした。

だんだん勉強をしていくうちに、英語がオランダ語にかなりにていることがわかってきました。そうして、英語の力がめきめきとすすんでいきました。

アメリカの旅、ヨーロッパの旅

「このたび、アメリカへいかれるそうですが、わたしをぜひつれていってください。」

と、諭吉はつてをもとめて、はじめてあった幕府の軍艦奉行木村摂津守喜毅に、しんけんにたのみこんでいました。それは、安政六(一八五九)年の冬のある日のことでした。