Japanische Klassiker mit Furigana
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ふんにょうたん
糞尿譚
火野 葦平
Lesen Sie 糞尿譚 (ふんにょうたん) von 火野 葦平 (ひのあしへい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 51.974 Zeichen · 99 Bildschirme
ですか、と彦太郎はせきこんで聞いた。そうだよ、と阿部は平然として答えた。彦太郎はようやく一切の事情を諒解し、次第に酔も醒め、色青ざめて来ると、膝頭ががくがくと顫え出した。その様子を見てとり、阿部は声を和げて、君は腑に落ちん様子と見えた、君の考えはよくわかった、事業の名義人であり、最初から事業にたずさわって居たのは君だから、君が大半の権利を得るのが当然と考えるのだろう、それは一応はもっともと思える、然しよく考えてみたまえ、なるほど、最初は君の事業であったに違いない、ところが君は金銭上のためにトラックを抵当にした、それを受け出すことが出来なかったならば、君の事業はその時停止したことになるのだ、それを赤瀬氏の経済的援助に依って再び事業を始めることが出来た、しかも経済的には全く力を失って居った君は、其後も屡々赤瀬氏の出資を請い、ようやく今日までやって来た、市の指定となったことも赤瀬氏あったればこそである、その後、僕が衛生舎の片棒をかつぐことになった、僕の出資も相当の額に上っている、従来の経緯並びに経済上の関係等を考慮し、研究の結果は、また法律的にも、この割合はもっとも妥当である筈だ、内容的にも法的にも既に赤瀬氏の事業と称するも過言でないのであるから、赤瀬氏の半分権利は当然のことと思う、と阿部は静かな抑えつけるよう