Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ぎんがてつどうのよる

銀河鉄道の夜

宮沢 賢治

Lesen Sie 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 76.529 Zeichen · 155 Bildschirme

Aozora Bunko

ホモイはちょっとたべてみたら、実にどうもうまいのです。そこで狐に、

「こんなものどの木にできるのだい」とたずねますと狐が横を向いて一つ「ヘン」と笑ってから申しました。

「台所という木ですよ。ダアイドコロという木ね。おいしかったら毎日持って来てあげましょう」

ホモイが申しました。

「それでは毎日きっと三つずつ持って来ておくれ。ね」

狐がいかにもよくのみこんだというように目をパチパチさせて言いました。

「へい。よろしゅうございます。そのかわり私の鶏をとるのを、あなたがとめてはいけませんよ」

「いいとも」とホモイが申しました。

すると狐が、

「それでは今日の分、もう二つ持って来ましょう」と言いながらまた風のように走って行きました。

ホモイはそれをおうちに持って行ってお父さんやお母さんにあげる時の事を考えていました。

お父さんだって、こんなおいしいものは知らないだろう。僕はほんとうに孝行だなあ。

狐が角パンを二つくわえて来てホモイの前に置いて、急いで「さよなら」と言いながらもう走っていってしまいました。ホモイは、

「狐はいったい毎日何をしているんだろう」