Japanische Klassiker mit Furigana
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ぎんがてつどうのよる
銀河鉄道の夜
Lesen Sie 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 76.529 Zeichen · 155 Bildschirme
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次の日ホモイはまた野原に出ました。
狐が走って来てすぐ角パンを三つ渡しました。ホモイはそれを急いで台所の棚の上に載せてまた野原に来ますと狐がまだ待っていて言いました。
「ホモイさん。何かおもしろいことをしようじゃありませんか」ホモイが、
「どんなこと?」とききますと狐が言いました。
「むぐらを罰にするのはどうです。あいつは実にこの野原の毒むしですぜ。そしてなまけものですぜ。あなたが一遍許すって言ったのなら、今日は私だけでひとつむぐらをいじめますから、あなたはだまって見ておいでなさい。いいでしょう」
ホモイは、
「うん、毒むしなら少しいじめてもよかろう」と言いました。
狐は、しばらくあちこち地面を嗅いだり、とんとんふんでみたりしていましたが、とうとう一つの大きな石を起こしました。するとその下にむぐらの親子が八疋かたまってぶるぶるふるえておりました。狐が、
「さあ、走れ、走らないと、噛み殺すぞ」といって足をどんどんしました。むぐらの親子は、
「ごめんください。ごめんください」と言いながら逃げようとするのですが、みんな目が見えない上に足がきかないものですからただ草を掻くだけです。