Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

気だが、身請の金を取返さんければならんと云い、おたきの方では手切を遣せというので掛合が面倒に成り、終にはお瀧の方へ遣るような都合になりましたが、其の金が有りませんから、三八郎が茂之助の親奧木佐十郎の処へ参り、

三「えゝ御免を蒙ります」

くの「おや、おいでなさいまし……お父さま、栄町の三八さまがおいでなさいましたよ」

佐「まア、此方へ、これは好うこそ、さア何うぞ此方へ」

三「御免なさいまし……えゝ追々気候も相当致しまして自然暑気が増します事で、かるが故に御壮健の処は確と承知致し罷りあれども、存外寸間を得ず自然御無沙汰に相成りました」

佐「拙者方よりも誠に御無沙汰……好うこそ、さア/\もっと此方へ……貴方はお若いに能く人の世話をなさると聞いて居りますが、誠に感心な事です」

三「いえ何う致しまして、併し貴方は何時も御壮健で」

佐「いえ最ういけません、年を老ったので何も手伝いが出来ん事に成りました」

三「恐入ります、尊君さまの御令貌の処は中々御壮健な事で……えゝおくのさん、誠に御無沙汰を致しました、此の間はまた何よりの物を戴き誠に有難う……つい離れて居りますから存じながら御無沙汰に相成ります……えゝ今日は少々御内談を願う