Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

女「ヒエ」

由「玉子は沢山入れねえで豆腐が九分で……これは恐れ入ったねえ、豆腐入の玉子焼は恐れ入った、道理で真白だと思った、豆腐焼、これはないねえ、面白い、これは乙でげす、何うも閑静過ぎますねえ」

三十四

由「いゝや鰌汁の中に人参が這入って居る、これは感心でげす、牛蒡で無い処が感心で、斯ういう処が閑静……旦那何しろ旨い、貴方駕籠の上の葡萄酒を下しましょうか、まア此方を飲って御覧なさい、話の種で丹誠なもので、此の徳利の太さ、私が握るに骨が折れるが女中は苦もなく掴む、感心で、どうもこれは不思議で、表に馬が一杯というのは面白い、それで中はお客が只た二人、閑静なことじゃアございませんかね……女中さん、これは驚くねえ人参が牛蒡に成りますくらい蠅がたかります、玉子焼へ群ると豆腐入が今度は胡摩入り豆腐に成ります、何うも宜うがす」

その内に、

幸「女中さんお膳をさげて勘定しておくれよ」

由「女中さん勘定、いゝかえ……旦那あんたは駕籠で私が馬で、ぶら/\お出かけは何うです、先刻後の伊勢町という処に二三軒女郎屋があって、いやな島田に結って、鬢のほつれ毛を掻いて、色の白い