Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
がいこつかん
骸骨館
海野 十三
Lesen Sie 骸骨館 (がいこつかん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.107 Zeichen · 15 Bildschirme
しかしみんなおかえししますゆえ、どうぞ私を地……地獄へはやって下さるな。ああ、おすがりします。なむあみだぶ、なむあみだぶ、うへへへ……」
「いや、ゆるさぬぞ。きさまはこれから地獄へつれて行く……ここは地獄の一丁目じゃ。それを知らぬか。いひひひひ」
「やややッ、お助け……ううーン」
あやしい人影は、へたへたと草むらの中にくずれるように倒れ、気を失ってしまった。すべて骸骨係の演出がじょうずだったせいであり、ことに清君が、自分のこわいのをがまんして、「いや、ゆるさぬぞ、これから地獄へつれて行く……」などとへんな声で骸骨のせりふをいったのが、よくきいたのだ。
ブウちゃんがとびだしていって知らせたので、警官隊がやって来て、あやしい男をとらえた。この男こそ、かねて捜査中の五百万円のダイヤの入った箱を盗った犯人であった。彼がその箱を土中から持ち出そうとしたとき、ちょうどうまく骸骨おどりにぶつかって、胆をつぶしてしまったのであった。自分がうす暗いことをしているから、骸骨にびっくりしたのだ。
このことがあって、廃工場の建物はすっかり取り払われた。そしてあとに広いグラウンドができた。