Japanische Klassiker mit Furigana
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ぎょげんき
魚玄機
Lesen Sie 魚玄機 (ぎょげんき) von Mori Ōgai (森 鴎外) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.866 Zeichen · 20 Bildschirme
李は林亭に往って、玄機に魚家に帰ることを勧めた。しかし魚は聴かなかった。縦令二親は寛仮するにしても、女伴の侮を受けるに堪えないと云うのである。そこで李は兼て交っていた道士趙錬師を請待して、玄機の身の上を託した。玄機が咸宜観に入って女道士になったのは、こうした因縁である。
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玄機は才智に長けた女であった。その詩には人に優れた剪裁の工があった。温を師として詩を学ぶことになってからは、一面には典籍の渉猟に努力し、一面には字句の錘錬に苦心して、ほとんど寝食を忘れる程であった。それと同時に詩名を求める念が漸く増長した。
李に聘せられる前の事である。ある日玄機は崇真観に往って、南楼に状元以下の進士等が名を題したのを見て、慨然として詩を賦した。
遊崇真観南楼。覩新及第題名処。
雲峯満目放春晴。 歴々銀鈎指下生。
自恨羅衣掩詩句。 挙頭空羨榜中名。
玄機が女子の形骸を以て、男子の心情を有していたことは、この詩を見ても推知することが出来る。しかしその形骸が女子であるから、吉士を懐うの情がないことはない。ただそれは蔓草が木の幹に纏い附こうとするような心であって、房帷の欲ではない。