Japanische Klassiker mit Furigana
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かんしょうりょくなくしてしゅうじするなかれ
魯山人書論
北大路 魯山人
Lesen Sie 魯山人書論 (かんしょうりょくなくしてしゅうじするなかれ) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 84.639 Zeichen · 175 Bildschirme
いうまでもなく、関西の方に行きますと、みなさんご承知の立派な庭園が沢山あります。例えば、桂離宮を遠州が拵えたとか、それから聚楽園も遠州が拵えた、二条城の内に武家好みの石をいっぱい立てて、形変りの庭を遠州が拵えた。その他、遠州以外の人の造った庭というのが沢山ありますが、おそらく茶道に関係のなかったものはない。また茶道に関係している者でなければ、庭なんというものは出来るものではない。それから家を建てるに当りましても木が分る。木が分るからといって、この頃のある種の人のように、高い木材ばかり使うのではない。ただ、木が良いというのは、売って値が高いという木ではない。いわゆる適材を知っておって、良い木を選ぶことができる。実に妥当な調和の取れた家を建てることが茶人にはできる。それゆえ、寸法などが非常に喧しいことになります。その寸法を今の人間から見ますと、生活状態が違います所から、天井が低いとか、屋根が低いとか、なんとか彼とかいって非難もしますが、それは批評する方の立場が違い、学問が違うものですから、いろいろいわれますが、その方の道に入って学問すると、それがおそらく誰しも感心することばかりだということが分って来る。