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Japanische Klassiker mit Furigana

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めいせつじじょでん

鳴雪自叙伝

内藤 鳴雪

Lesen Sie 鳴雪自叙伝 (めいせつじじょでん) von 内藤 鳴雪 (ないとうめいせつ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 192.693 Zeichen · 377 Bildschirme

Aozora Bunko

これらは誰れも知っているから私が説くまでもない。また土居藪鶯氏は、氏の郷里の宇和島の郡長となり、それを罷めて、同地の電気会社の社長となって熱心に努力していたが、惜いかな胃癌にかかって先年亡くなった。二宮兄弟では、兄の素香氏は元来病身であったが、これも帰郷して宇和島の高等女学校長の勤務中に、藪鶯氏よりも先きへ亡った。その弟の孤松氏は夙くより山県公爵に知られて日清戦争には公爵に附いて従軍したこともあるが、その後は自分で新聞や雑誌を経営したり、朝鮮方面の或る事業に手を出したりしていたが、これも近年亡った。この人の主幹となって経営していた雑誌「世界」は、後に「我邦」と改称し、なお藤花学会という愛国主義鼓吹の団体も今は存否如何を知らぬが、孤松氏尽力の形見であった。また椎の友会連中では、伊藤松宇氏と森猿男氏は、地方から帰って来て今も俳壇で先輩となっている事は誰れも見る通りである。その他片山桃雨氏と、石山桂山氏は早くより俳句を止めて、今は消息を絶っている、石井得中氏はこれも亡くなったが、末路は最も窘窮していて気の毒であった。以下話が立戻って子規氏の事になるが、病床に臥しながらも、俳句に関する研究や努力はなかなか旺んなもので彼の蕪村句集の輪講もその宅で始める事になって、我々どもも興味をもって毎回意見を闘わした事である。