Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
くろふねぜんご
黒船前後・志士と経済他十六篇
服部 之総
Lesen Sie 黒船前後・志士と経済他十六篇 (くろふねぜんご) von 服部 之総 (はっとりしそう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 121.901 Zeichen · 247 Bildschirme
群集は興奮し歓声をあげて警備を突破してチノコと役人の組打ちのぐるりをとりかこむ。そして、そのなかから飛び出した二人の壮漢の加勢でやっとチノコを組み敷いた役人が、こんどはしっかりと縛りつけて、そして――去勢、臓腑の抉出、四つ裂きである。
会津藩の磔刑は十字ではなく干字の柱である。ひきさらしの道中、このはりつけ柱と穂先二尺あまりの大身の槍六本がつきそってゆく。刑場では、十字架の上に柱の出たところがあってそれにもとどりを繩で結びつけ、着衣の袖を断ち切って両手に巻きつけ、胸腹にも着物のはしばしを集めて三カ所に繩でくくって胸腹をあけておく。上の横木には両手を、下の横木には両足を大字に踏ませてくくりつけ、そのうえで柱を土中にたてる。六人の刑手がそろいの大身の槍をもって三人ずつ左右に立ちわかれ、その槍を合わせて御槍参るぞと一声かけると同時に槍で罪人の胸をとんと打ち、左右にひきわかれ、進みながらたがいに三槍ずつ合わせて六槍、いずれも脇腹から肩上に穂先が出るほど突きあげ、さいごに一人の槍でのどぼとけをかきとって、終るのである。むかしはのどぼとけをかくことはなかったが、あるとき六本の槍をつけられてもまだ死ななかった例があって、それ以後のどをかきとることがはじまったといわれる。