Japanische Klassiker mit Furigana
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いやなかんじ
いやな感じ
高見 順
Lesen Sie いやな感じ (いやなかんじ) von 高見 順 (たかみじゅん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 292.113 Zeichen · 587 Bildschirme
「それで、おめえが先生になって……?」
「俺は研究会の世話を焼くだけだ。俺も一緒に研究するんだ、玉塚英信を俺は呼んでこようと思ってる」
「玉塚? ああ、あの三文詩人か」
「詩人としちゃ、三文詩人かもしれないが」
俺は玉塚を擁護しつつ、表面は丸万の毒舌に追随した言い方でこう言った。
「アナーキストとしちゃあ、理窟をこねるほうだ。筆も立つし口も達者だ」
「そりゃそうだろう。あいつはたしか大学出だ」
インテリ嫌いを丸出しにした口調で、
「大学まで出といて、なぜ俺たちの仲間になんかなりたがるんだ」
「ボルの夜這いには、大学出のほうが多い」
「ボルみたいに口ばかり達者な奴を作らねえようにするんだな」
口が達者なボル派のアナ批判は――たとえばプレカアノフの『無政府主義と社会主義』なんかを読んで貰えば、つまりこの訳本なんかがボル派の奴らのアナ攻撃の種本のひとつだったから、奴らの言い種よりもっとうまい理窟が、すなわちそのお手本がこれに出ている。
プレカアノフというのはプレハーノフのことだが、仏訳本などにはその綴りが Plekhanov となっているので、それからの重訳で日本訳をした奴が、その名をプレカアノフと訳した。