Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
つぼみ
つぼみ
宮本 百合子
Lesen Sie つぼみ von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.918 Zeichen · 44 Bildschirme
と天井をにらんで云った。いたいのも、涙の出るのも分らないで、只クシャクシャばかり感じるほど私の心の中にはひどい低気圧がおそって居るのだ。
猿芝居
舞台の下からつまだてて
そっとのぞいた猿芝居
釣枝山台 緋毛せん
灯かげはチラチラかがやいて
ほんにきれいじゃないかいナ
シャナリシャナリとねって行く
赤いおべべの御猿さん
かつらはしっくりはまっても
まっかな御かおと毛だらけの
御手々をなんとしようぞいの
それでも名だけは清姫さん ほんとにおかしじゃないかいナ
土間に坐った見物の
御重の間につややかな
ながしめくれてまいのふり
泣く筈のとこまちがって
妙なしなして笑い出す
ほんに笑止じゃないかいナ
つまたてて
ソッとのぞいた猿芝居……
火取虫
ブーンととんで来るきまぐれものよ
御前の名前は何と云う
丸いからだで短い足で
それでたっしゃにとぶ事ネ
私は前からそう思う
ころがる方がうまかろと
むぎわらざいくのそのような
青いせなもつ火取虫
ガスのまわりをブンブンと
羽根のたっしゃをほこるよう
小供がうちわでおっかけた
小さい火取は斯う云った
「何んて云うおなまな御子だろう
貴方に羽根はありますか
これが私しのにげどこで