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Japanische Klassiker mit Furigana

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ぼたもち

ぼたもち

三好 十郎

Lesen Sie ぼたもち von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 15.324 Zeichen · 31 Bildschirme

Aozora Bunko

じさまとおらが死んだら、この下のタンボの一枚ぐれえ、てめえにくれてやらあ。

次郎 ……ありがとう、ばさま。

りき なあによ泣きさらす? 娘つこじやあるめえし、メソメソするの俺あ大きれえだ。

森山 (これも足ごしらえをしながら)だけんど、なんでやすねえ、現在この、農家の次男三男の問題は、こいで大きい問題でやすよ。結局は土地が足りねえからね、いくら農地改革やつてもホントの解決にはならねえ。人口問題をなんとかするとしても急の間には合わねえとなると、こいつ、国内だけではどうしても片づかねえ問題で。喜十さんの問題なんずも一番の大根の原因は田地が足りねえ所から来てるだから。

りき さようさ、どうすればいいだか。

森山 外国でもこの点は早く考えてくれて、どつか移民さしてくれるとか、してくれねえと――

りき うん。いずれはそうお願えするほかに無えようだなし。

森山 この前の戦争にしたつて、そら、日本のした戦争は間違つていたけんど、その原因の一つには、たしかにこの土地が足りねえ、満洲へんに出抜けねえば、どうにもこうにも、やつてけねえつう事もあつたんだからなし。これを又うつちやつとくと、いろいろにこぐらかつて来やすよ。