Japanische Klassiker mit Furigana
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やんちゃオートバイ
やんちゃオートバイ
木内 高音
Lesen Sie やんちゃオートバイ von 木内 高音 (きうちたかね) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 6.066 Zeichen · 12 Bildschirme
ある日、ピリイは言いました。
「あたしたちに、もう、自分の子供が出来るあてがないとしたら、いっそのこと、可哀そうな孤児かなんかを養子にもらったらどうでしょう。」
ポピイは、しかし、この考えには、あまり乗り気になれませんでした。身寄りのない、気の毒な子を育ててやるということには、もちろん賛成なのですが、それでは、自分の名前をつがせることが出来るかどうかと、心配でならなかったのです。
でも、ピリイの方は、もう、かたく決心しておりました。いつでも、一度言い出したことを、あとにひかないのが、ピリイのくせでした。ピリイは、どこまでも孤児をもらうのだと言い張りました。ピイピイ、ラッパを鳴らしたり、放熱器からポトポト涙を流したりして、言いつづけるものですから、ポピイは、しまいには、ピリイが、ものを言うのを止めてくれさえしたら、何でも言うなりになろうと思ったほどです。そこで、とうとう二人は、何でも、これから、小さな可愛らしい孤児の自動車を見つけたら、すぐに養子にすることにきめました。
二
ピリイは、もう、かなり年をとっていました。放熱器は、こわれかけてガタガタになっているので、すぐに頭がほてって、大へんに気が短かくなりました。