Japanische Klassiker mit Furigana
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やんちゃオートバイ
やんちゃオートバイ
木内 高音
Lesen Sie やんちゃオートバイ von 木内 高音 (きうちたかね) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 6.066 Zeichen · 12 Bildschirme
ポピイも、また、やっぱり年のせいで、ちょいちょいタイヤが痛むので弱っていました。
でも、二人は、それは品のいい、やさしい自動車だものですから、自分のことは忘れて、いつでも可哀そうな孤児をもらうことばかり考えていました。で、外へ出るたんび、公園だの、貸自動車屋の車庫だの、しまいには、こわれた自動車たちが、雨や風に吹きさらしになっている、汚ない裏町の隅々までも探しまわりました。しかし、ちょうど養子になりたがっているような小さな自動車は、なかなか見つかりませんでした。
とうとう二人は、探しくたびれ、いつとはなしにあきらめてしまいました。
三
ところが、ある朝のことです。
車庫の扉かギイッと開いたと思うと、門番の人が一台の小さなオートバイを持ちこみました。それは二人とも今までに見たこともないような、赤塗りのきれいな車でした。それは、たしかに有名な会社で出来た、りっぱな子供用のオートバイでした。
ピリイは、二つのランプを眼のようにパチパチと光らせ、放熱器からは、嬉し涙をポトポトと落しました。
「お前さんは孤児なの。え、そうでしょう。ね、オートバイちゃん。