Japanische Klassiker mit Furigana
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カンナとオンナ
カンナとオンナ
北大路 魯山人
Lesen Sie カンナとオンナ von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 1.832 Zeichen · 4 Bildschirme
その方がどれだけ経済的だか分らん」
詩人は感心してきいていた。
「でも、先生、カンナを、上手に使うのはむずかしいでしょうね」
「変な、安もののかつおかきで、汗をかいて、かつおぶしをごしごしけずって、木屑や、砂のようなけずり方をするより、上等のカンナでかく方が、どれだけ楽だかしれやしないよ」
「そうですかね。先生、オンナも、カンナと、同じですね」
「どうして」
「いい女房をもらっておけば、一生味がよくて経済的ですね」
「ハハ……なるほど落語の落ちだな。オンナとカンナと似ているね」
わたしはビールを飲んだ。詩人はウイスキーをなめつつ、
「オンナとカンナ」と、うたうようにいった。
さぞこの詩人は、こんど、オンナとカンナという詩をつくるつもりだろう。