Japanische Klassiker mit Furigana
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
Lesen Sie キリスト教入門 (キリストきょうにゅうもん) von 矢内原 忠雄 (やないはらただお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 119.257 Zeichen · 234 Bildschirme
ヨハネ伝第六章を見ますと、イエスは「人の子の肉を食わず、その血を飲まずば、汝らに生命なし。わが肉を食い、わが血を飲む者は永遠の生命をもつ」と言われた。これを聞いた弟子たちの中多くの者が「こは甚しき言葉なるかな、誰かよく聴き得べき」と言ってつぶやいたと記されますが、これをことばどおりにとれば、だれだって驚く。聞いただけでぞっとする事柄であります。しかしまさかイエスが食人種のように、自分の肉を食い血を飲めということを言われたのでないことは、だれだってわかります。イエスがこのことばを用いられたのは、ある教えを非常に強い象徴的なことばで表現されたのでありまして、その意味するところはイエスを信ずるということである。表面だけでなく、形だけでなく、ほんとうに自分の血となり肉となるようにイエスを信じこみなさい。イエスを食べてしまうほどにイエスを信じなさい。イエスと一つになりなさい、という教えである。イエスを自分の生命としなければならない。イエスを自分の栄養とし、自分の血とするようにイエスを信じろ。このイエスを信ずるということを、強い言で象徴的に教えられたのが、人の子の肉を食い血を飲めということなんです。