Japanische Klassiker mit Furigana
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ヌタプカムシペさんみゃくのほとり
ヌタプカムシペ山脈の畔り
今野 大力
Lesen Sie ヌタプカムシペ山脈の畔り (ヌタプカムシペさんみゃくのほとり) von 今野 大力 (こんのだいりき) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 316 Zeichen · 1 Bildschirme
色づく木々の丘の上の林へ
今日一日私は出かけた
めずらしい晴天である
葡萄の葉と楡と、楢と栓とそれらみんな色づいて来た
最早すべて葉を落したものもある
つたをたぐって丘に登る時
私は愉快である
登って見下せば又愉快である
みごもった稲田を広い平野の端から端へ
見てゆくのも愉快である
いろんな野菜の収穫の終った畑も
今は黍と芋蔓がしょんぼりと残っているのみで、
麓の清い澄んだ流れは紅い木の葉を浮べて流れている
木の葉を蹴って狭い山路をゆけば
どんぐりがころころといくつもいくつも転んで行く
ある処は焚火の跡もあり
弁当を食べた空箱もある
私は見晴しのいい処を探ねて行った
そして帰りは
タバコの空箱を拾って
どん栗を入れて
弟と妹のお土産とした。