Japanische Klassiker mit Furigana
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ピムキン、でかした!
ピムキン、でかした!
宮本 百合子
Lesen Sie ピムキン、でかした! von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 17.906 Zeichen · 36 Bildschirme
自分の耕地からとった一枚ずつのキャベジの葉っぱを味わって食っている風だ。アグーシャは、またペーチャにいった。
――何してピムキンは、何にでも鼻柱つっこむだべえ。
――何した?
――委員にくっついて来くさった。ニキータが納屋さ入ったら、自分が監督か議長みたよに柵のそとから「そうだ! そうだ! そう、やらなくっちゃなんねえ※(感嘆符二つ、1-8-75)」って頭ふってけつかった。
ペーチャは、めんどうくさそうに、
――ピムキンなんかかまうな。
といった。
――気がふれてるんだ。
――……誰かあ、いってたぞ、ピムキンがパルチザンだったってのはつくりごとだ。ただ脱走して、森んなかへかくれて、兎うったり、人間うったりして生きてただけなんだって。
ペーチャは、しかしもうアグーシャに答えず、テーブルのあいたところへ一枚の石版刷の絵をひろげた。アグーシャは、両肱つき腹を押しつけて、パイプをふかしている詰襟服の、髪の濃いスターリンの顔を眺めた。
長靴をはいたまんまグレゴリーはペチカの下の床几に横んなっている。横んなったまま流し眼で絵を見た。
――そんなの、なんぼだ?
――三カペイキだ。