Japanische Klassiker mit Furigana
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
Lesen Sie 三好十郎の仕事 第三巻 (あるくこと) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 334.472 Zeichen · 667 Bildschirme
北村 うまく行かないんだ。ううん、いっそハッキリとストライキをはじめてしまえば、まだいいかも知れんが、そうも行かないようで――だもんだから、かえって中でブスブスくすぶって、共産党と、そうでない方とが二つに割れてね、近ごろじゃ工場の中で時々両方のガワが腕ずくの喧嘩になったり――実にイヤだよ。
友吉 どうして、みんなで気をそろえてやれんのだろう? 同じように働らいている者どうしだもの、仲良くやれんわけはないと思うがなあ?
北村 やっぱり、オレがというやつだね。主義や主張のちがいも、もちろん有るだろうが、しかし、おおねは、やっぱり我だ。正しいのは年中自分であって、シトのいう事する事はまちがっていると両方で――いや、みんなが一人一人そう思ってる。それさ。……つまり、けっきょくは、こないだの座談会の時の、君に対するみんなのシウチさ、あれと同じなんだよ。――
友吉 なに、あれは、もともと僕が悪いんだよ。久しく世間の事をまるで知らないですごして来たのが、いきなりあんなとこに引っぱりこまれて、どうも、へまな事ばっかりなにしたもんだから――
北村 そんな事あない。……僕あ、聞いてて、別になんにもいう気にゃならなかったけど――君をああして、みんながバカにするのを聞いてて、腹が立つというよりも、恥かしくなって――実に、顔から火が出そう