Japanische Klassiker mit Furigana
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さんまいつづき
三枚続
泉 鏡花
Lesen Sie 三枚続 (さんまいつづき) von 泉 鏡花 (いずみきょうか) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 63.572 Zeichen · 124 Bildschirme
それが先生、一体がお夏さんは、歌だの手習だのは大嫌で、鴨川なんて師匠取をするんじゃあないんですが、ただいま申しましたその焼け出されが只事じゃアありません。前世の業のようなんだから致し方はありません、柱一本立直らないで、それだけの身上がまるで0。気ばかりあせっていなさる中に旦那が大病、その御遺言でさ、夏に我儘をさせ過ぎた。行末が案じられる、盆画なんぞ止にして手習をしてくれと、そこで発心をなすったんだが、なあにもう叩き止めッちまうが可うごす。その足で藤間へいらっしゃりゃ、御自分の方が活きた手本になろうてんで、ええ私の仕返しゃ動かねえ縁切だ。お夏さんがこれから行こうたって行かれやしません、さっぱりして可うございます。へい、いちいちどうも難有うございました先生。
あなたのような紋着を着た方が、私等を可愛がって下さろうとは思わなかったんで、柳屋のも便にするものはなし、この頃は御新造様が煩っていらっしゃるなり、あの勝気なのが、めっきり痩せなすった。
力になろうというのが私と軍鶏だから困っちまう。」と、つくづく腕を組んであどけない、罪のないことを真心から言って崩折れた。