Japanische Klassiker mit Furigana
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はたちのエチュード
二十歳のエチュード
原口 統三
Lesen Sie 二十歳のエチュード (はたちのエチュード) von 原口 統三 (はらぐちとうぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 61.578 Zeichen · 125 Bildschirme
ところで、精神とは、自尊心の活動する世界のことである。
僕の兇暴な自尊心は、あらゆる八百長を拒絶した。つまり僕は家庭を捨てたのだ。それがいつの日のことであったか、僕はもうおぼえてもいない。
*67
愛はまさにわれわれの故郷に違いない。僕は故郷を持たぬ。
*68
「悪魔が今日、かういふ名刺を作つてくれた。」の手書き文字
*69
「墓碑銘の一考察。」の手書き文字
*70
ベルグソンの純粋持続。
僕はこの持続 =dur※(アキュートアクセント付きE小文字)e という言葉が好きだ。ここには「忍耐」の響きがある。
「傑れた作品とは、緊張した意識の流れから、熟れた果実がいつか枝から落ちるように、生まれ出るもの」
表現への慾求が生む理想論。
これを「ロマンチスト哲学」と呼ぼう。僕の眼には「許容」すなわち弱気から生まれない表現などありはしない。
果実が落ちるのは、これをささえる蕚の根本の力が足りないということだ。僕の理想論は、この支える力がより強くなることだ。より強い蕚にはより重い果実がよりよく熟しつづけるものである。
落としてしまうことは、この誠実さに謀叛する行為である。