Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
空には朧月が出ていて艶な光を漂わしておるというのである。この作者太祇は京の島原に住まっていたというのであるから、あるいはその辺の光景かとも想像されるのである。俗の木魚というだけでは、あるいは俗人で仏信心のものが持仏の前で木魚を叩いているものとも解されぬことはないが、「今流行る」というような言葉から推すと、もっと極端に木魚を単に好事的に弄ぶものと解するのが至当であろうと思う。今でも座右に木魚を置いて、それを叩いて婢僕を呼ぶようなことをしている人が随分あると思う。
たらちねの抓までありや雛の鼻 蕪村
雛のちょびっと持ち上ったようになっている小さい低い鼻を見た時に興じて作った句である。赤ん坊を抱いておる母親は、摘まむと子の鼻が高くなると言って、よく戯れ半分に摘まんだりする、この雛の鼻の低いのも、この雛のお母さんが摘まむことを忘れたがためであったのかというのである。雛の鼻の低いのは、雛を作った人が低く作ったのであって、その無生の木偶にお母さんのあるわけもないのであるが、かくそれを人間の如く見ていう所に、雛に対する親しみと、打ち興じた興味があるのである。