Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
鳥の猟のうちでは、小鳥などよりも山鳥、山鳥よりも雉子といったような順序で、雉子は一番に功名とすべき鳥である。あの美くしい毛色をした長い尾の見事な雉子を昼間打った、その張り詰めた昼間の反動で、夜は気が抜けてがっかりしておる、というのである。多寡が小鳥位なら何でもないと格別嬉しさが大きくない代りに、夜になったところで別に気分に違いもないのであるが、昼間の喜びが大きかっただけ夜はがっかりするのである。その上前に言ったように、大い美々しい鳥を殺したのだという事が、美くしい春の夜らしい心持はしながらも、何処となく落莫の感じがある、そこにも気の弱りを導く一つの原因はあるのである。次の句と併せ考えれば、そこの消息はよく判るのである。
牡丹伐って気の衰へし夕かな 蕪村
牡丹が大きな花を咲かせておる。その牡丹を伐ろうという考がありながらも、あの花の王といわれておる見事の牡丹を伐るという事は、どうもそう軽々にやることが出来ないような心持がして、まあまあと一寸延しにしていたが、いつまで擲って置くわけにも行かないので、遂に決心してそれを伐った。そのあとはがっかりして、殊に夕になってその気の衰えを感ずることが大きいというのである。