Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
唯その中に読み込まれている材料の解釈がむつかしいがために、解釈が出来ぬというような場合は論外であるが、俳句なる或る特別の一つの詩形を解釈するだけの事は、若干句の解釈によって容易く領得せらるる事と考える。そこで私は殆んど時代なんかに頓著なしに数十句の解釈を試みて、諸君の俳句に対する解釈力というようなものを養うという事にしようと思う。
な折りそと折りてくれけり園の梅 太祇
春先きになって、或る人の庭に梅の花の咲いているのを見て、彼処にいい梅の花が咲いている、あの枝が一本欲しいものだと思うて、それをその家の人に断りもしないで折ろうとしていると、意外にもそこにその家の主人がいて、その梅を折ってはいけない、と叱りながらも、そんなに欲しいのならば上げようといって、かえってその主人が手ずから梅の枝を折ってその人に呉れたというのである。同じ物を盗むのでありながらも、いわゆる風流泥坊で、その盗む者が花卉の中でも殊に清高な姿をして芳香を持った梅の花である事が、一種の面白味を持っている。またその梅を折る人も物を盗むは悪い事と知りながらそれを金に代えようというわけでもなく、多寡が梅の花の一枝位だから折ってやれと、窃かに折り取ろうとしていると、思い懸けなくも其処に主人の声がして梅の花を折ってはいかんと尤められたので、吃驚して