Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
手を止めたのであるが、其処の主人もまた、それを尤めたばかりで無下に追い払うのも、それを折る人の心持を十分に解釈することの出来ぬものとして、何処かに自分自身不満足を感ずるので、そんなに黙って折るのはいけないが、欲しいのなら上げようといって、かえって手ずからその枝を無造作に折ってその男にやったのである。かくしてその盗もうとした人も、それを尤めた人も、梅花そのものを通じて互にその心持を領解し合うところに、この小葛藤の大団円はあるのである。
親鶏のひよこ遊ばす葵かな 成美
庭先きに葵がついついと立っていて、その青い葉の頂きの方に赤い花が咲いている。夏といってもまだそうむやみに暑くならない頃で、むしろすがすがしい心よさを感ずる位の時候であって、その葵の近所には赤い鶏冠を持っている親鶏が、黄を帯びた小さなひよこを連れて餌を探しながら歩いている。葵の幹の曲りくねったところもなしについつい立っている形や、強味のある葉や、堅いような花やが初夏の心持にふさわしいと同じように、雛を孵して間もない親鶏が満足気にその雛を引き連れて歩いている様子からその親鶏の大きく丸い形や雛どもの小さく丸い形やまでが、やはり初夏らしい心持を持っている。