Japanische Klassiker mit Furigana
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はいくはかくかいしかくあじわう
俳句はかく解しかく味う
高浜 虚子
Lesen Sie 俳句はかく解しかく味う (はいくはかくかいしかくあじわう) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 73.016 Zeichen · 144 Bildschirme
その上色の配合の点からも葵の葉の青いのに、花は赤く、親鶏の鶏冠は一層赤く、雛は黄いというところに余り色の混雑がなくなってしかも色彩の配合の面白味がある。それがまた初夏の心持を十分に好く現わしている。今一層はっきりした印象を描き出して見るならば、その葵も親鶏も雛もそれぞれくっきりとした影を地上に落しているような心持もする。この種類の句は絵画と同じような力をもって人に迫るのである。
新蕎麦や長田が宵の馳走ぶり 合瓜
この長田は長田の荘司の事で、例の源の義朝を泊めて置きながらこれを暗殺して平家の方に党した等の事蹟に基いて作ったもので、長田が義朝を家に泊めて置いたのは節季から正月にかけての事であったのだから、それにすると新蕎麦というのは事実に合わぬけれども、俳句には往々にして事実には頓着なしに趣きの方から趣向を立てる事が多いからこの句もやはりその一例と見るべきものである。いよいよ今夜か明日は義朝をたばかって弑してやろうという前の晩に、折節出来た新しい蕎麦粉を打って、新蕎麦が出来たから一つ召上らぬかと他意もなげにそれを勧めて、心から義朝を款待するように見せかけたというのである。