Japanische Klassiker mit Furigana
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ひかりとかぜとゆめ
光と風と夢
Lesen Sie 光と風と夢 (ひかりとかぜとゆめ) von Nakajima Atsushi (中島 敦) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 79.032 Zeichen · 158 Bildschirme
に専念できる。「誘拐」の続篇だ。何度か書出しては、途中で放棄していたが、今度こそ最後迄続け得る見込がある。「難破船引揚業者」は余りに低調だった。(尤も、割に良く読まれているというから不思議だが)「デイヴィッド・バルフォア」こそは「マァスタア・オヴ・バラントレエ」以来の作品となり得よう。デイヴィ青年に対する作者の愛情は、一寸他人には解るまい。
五月××日
C・J・ツェダルクランツが訪ねて来た。どうした風の吹廻しやら。うちの者と何気ない世間話をして帰って行った。彼は、最近のタイムズの私の公開状(その中で彼をこっぴどくやっつけた)を読んでいる筈。どういう量見で来たのだろう?
六月×日
マターファの大饗宴に招かれているので、朝早く出発。同行者――母、ベル、タウイロ(うちの料理番の母で、近在の部落の酋長夫人。母と私とベルと、三人を合せたより、もう一周り大きい・物凄い体躯をもっている。)通訳の混血児サレ・テーラー、外、少年二人。
カヌーとボートとに分乗。途中でボートの方が、遠浅の礁湖の中で動かなくなって了う。仕方がない。跣足になって岸まで歩く。約一哩、干潟の徒渉。