Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
べっぷおんせん
別府温泉
高浜 虚子
Lesen Sie 別府温泉 (べっぷおんせん) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 13.339 Zeichen · 27 Bildschirme
それほどその熱汽の熱度は高いのである。現在の鶴見地獄は沢山の熱湯を噴出している形だが、これも熱い熱汽の中に人工的に水を加えているのだとのことである。
来年四月別府に開かれる中外産業博覧会が特に温泉室なるものを設ける計画であるが、この麻生氏の一本の鉄管、即ち一分間四石、六十度の温度のものを借うけることになっているとのことである。
この熱汽を吐いておる地獄は、竈、血の池、紺屋、鉄輪その他にもある。熱汽に水を通して温泉とすることが出来るとならばまた新温泉は無数に出来るわけである。
朝からごうごうと飛行機が宿の上を飛ぶ。これは別府の海にうかんでおる水上飛行機が十分間十円で客を乗せて飛ぶのだそうである。油屋熊八氏はこの飛行機に乗って八景入選の喜びを大阪まで述べに行き、帰りには別府に寄らずすぐ長崎を訪い、「西に雲仙東に別府中に火を吐く安蘇の山」という俗謡をつくって国立公園の宣伝に努めている。頃日また鶴見のふもとの扇山の向う側に、小上高地ともいうべき一大渓谷があるのを発見したとのことで、氏自身二、三日のうちにこれが探検に出かけて行くといっていた。氏は弱冠六十五歳である。