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Japanische Klassiker mit Furigana

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じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lesen Sie 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 290.735 Zeichen · 566 Bildschirme

Aozora Bunko

ヒンズ詞クムヒル・メールは※(「魚+王の中の空白部に口が四つ」、第3水準1-94-55)君の意だから讖語が中ったと恐れ入ったと書いた。そのクムヒルの原語クムビラの音訳が薬師の十二神将の宮毘羅、仏の大弟子の金毘羅比丘、讃岐に鎮座して賽銭を多く占る金毘羅大権現等で、仏典には多く蛟竜と訳し居る。

支那で古く蛟と呼んだは『呂覧』に、飛宝剣を得て江を渉る時二蛟その船を夾み繞ったので、飛江に入って蛟を刺し殺す。『博物志』に孔子の弟子澹台滅明璧を持って河を渡る時、河伯その璧を欲し二蛟をして船を夾ましむ。滅明左に璧右に剣を操って蛟を撃ち殺し、さてこんな目腐り璧はくれてやろうと三度投げ込んだ。河伯も気の毒かつその短気に恐縮し三度まで投げ帰したので、一旦見切った物を取り納むるような男じゃねーぞと滅明滅多無性に力み散らし、璧を毀して去ったと出づ。その頃右体の法螺談大流行と見え、『呉越春秋』には椒丘淮津を渡って津吏の止むるを聴かず、馬に津水を飲ます。津水の神果して馬を取ったので、※(「言+斤」、第3水準1-92-1)袒裼剣を持って水に入り、連日神と決戦して眇となり勝負付かず、呉に之きて友人を訪ねるとちょうど死んだ