Japanische Klassiker mit Furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Lesen Sie 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 290.735 Zeichen · 566 Bildschirme
ところで、その葬喪の席で神と闘って勝負預かりの一件を自慢し語ったとは無鉄砲な男だ。その席に要離なる者あって、勇士とは日と戦うに表を移さず、神鬼と戦うに踵を旋らさずと聞くに、汝は神に馬を取られ、また片目にまでされて高名らしく吹聴とは片腹痛いと笑うたので、※(「言+斤」、第3水準1-92-1)大いに怒り、その宅へ押し寄ると、要離平気で門を閉じず、放髪僵臥懼るるところなく、更に※(「言+斤」、第3水準1-92-1)を諭したのでその大勇に心服したとある。その後曹操が十歳で水に浴して蛟を撃ち退け、後人が大蛇に逢うて奔るを見て、われ蛟に撃たれて懼れざるに彼は蛇を見て畏ると笑うた。また晋の周処少い時乱暴で、義興水中の蛟と山中の虎と併せて三横と称せらるるを恥じ、まず虎を殺し次に蛟を撃った。あるいは浮かびあるいは沈み数千里行くを、処三日三夜随れ行き殺して出で、自ら行いを改めて忠行もて顕れたという。
これらいずれも大河に住んでよほど大きな爬虫らしいから※(「魚+王の中の空白部に口が四つ」、第3水準1-94-55)の事であろう。支那の※(「魚+王の中の空白部に口が四つ」