Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lesen Sie 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 290.735 Zeichen · 566 Bildschirme

Aozora Bunko

プリニウスの説に、驢は寒を恐る、故にポンツスに産せず、また他の畜通り、春分を以て交わらしめず、夏至において交わらしむと。バートン言う、この説理あり、驢は寒地で衰う、ただしアフガニスタンやバーバリーのごとく、夏長く乾き暑くさえあれば、冬いかに寒い地でも衰えずと。

想うに、『史記』匈奴列伝に唐虞より、以上山戎等ありて北蛮におり、畜牧に随って転移す、その畜の多きところは馬牛羊、その奇畜はすなわち駱駝と驢と騾ととと騨ととある。奇畜とは、上代支那人が希有の物と見たのをいうので、ここにいえる騾は牡驢と牝馬の間子、※(「馬+夬」、第4水準2-92-81)※(「馬+是」、第4水準2-92-94)は牡馬と牝驢の間子で、いずれも只今騾(英語でミュール)で通用するが、詳細に英語を用うると、騾がミュールで、※(「馬+夬」、第4水準2-92-81)※(「馬+是」、第4水準2-92-94)がヒンニーに当る。ヒンニーの語源は、ギリシアのヒンノスとラテンのヒンヌスで、多分馬の嘶きをニヒヒンなどいう邦語と同様のものだろう。それから英国の田舎で、たとえば錦城館のお富が南方君を呼ぶ時、わがヒンニーという。