Japanische Klassiker mit Furigana
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じゅうにしこう
十二支考(上)〔全2冊〕
南方 熊楠
Lesen Sie 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) von 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 290.735 Zeichen · 566 Bildschirme
それは※(「馬+夬」、第4水準2-92-81)※(「馬+是」、第4水準2-92-94)を意味せず、蜂蜜(ハニー)より転訛したのだ。さて※(「馬+淘のつくり」、第4水準2-92-90)※(「馬+余」、第4水準2-92-89)と騨※(「馬+奚」、第4水準2-93-1)は確かに知らねど、いずれも野馬と註あれば、上述のチゲタイやキャングや野小馬の連中だろう。この『史記』の文を見ると、驢は支那よりもまず北狄間に最古く入ったので、かかる寒地によく繁殖したは、その時々野馬や野驢の諸種と混合して、土地相応の良種を生じたに依るだろう。学者の唱うるところ、家驢の原種は、今もアフリカに野生し、家驢と差い前髪なし。それに背と肩に条あるヌビア産と、背と脚に条ある、ソマリ産の二流ある由。
上述のごとく現存の馬の種類が、馬とチゲタイとオナッガとグレヴィス・ゼブラとドー(本種亡び変種残る)とゼブラと驢と七つで、その上多少の変種もある。ただしこの諸種各々別ながら甚だ相近く、野生の時は知らず、飼い馴らしまたは囚え置くと異種交わって間子を生む例少なからず。馬と驢は体の構造最も異に距たりいるが、容易に交わりて騾を生む。