Japanische Klassiker mit Furigana
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あやうし せんすいかんのひみつ
危し‼ 潜水艦の秘密
山本 周五郎
Lesen Sie 危し‼ 潜水艦の秘密 (あやうし せんすいかんのひみつ) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 8.819 Zeichen · 18 Bildschirme
文子の叫声をきいた龍介君、声のした方へ懐中電灯をむけると、実験室の壁の一部が外にひらいて、黒装束の男が、文子を横抱にして外へ出るところだった。
「待てッ※(感嘆符二つ、1-8-75)」が遅かった※(感嘆符二つ、1-8-75) 壁は元のとおり閉まって、押せども引けどもびくともせぬ。それと見るより拳銃片手に龍介君は扉口に突進した。しかしそこにも厳重に鎧扉が下りていたので、外へ出るまでにはたっぷり二分はかかっていた。――ようやく広庭へ出て見ると、一人の男が暗闇の中を走ってゆく。
「止れ、止れ、待たぬと撃つぞ※(感嘆符二つ、1-8-75)」大声で叫んだが止まる容子もないから、龍介君は狙い撃ちに二発撃った――パッパッと赤い火が銃口から走ったと思うと「あっ※(感嘆符二つ、1-8-75)」と声をあげて怪しい男はもんどり打って倒れた。
駈けよってみると、筋骨逞しい若者が、脛を押えてうんうん呻っている。むろん掠傷だ。
「動くな、動くと撃つぞ※(感嘆符二つ、1-8-75)」春田君は拳銃を向けながら叫んだ「立て、歩くんだ※(感嘆符二つ、1-8-75)」そしていやッというほど尻を蹴とばした。