Japanische Klassiker mit Furigana
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そうせきしとわたし
回想 子規・漱石
高浜 虚子
Lesen Sie 回想 子規・漱石 (そうせきしとわたし) von 高浜 虚子 (たかはまきょし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 115.187 Zeichen · 231 Bildschirme
これも雑誌のためよかれかしと願う微意に外ならざれば不悪御推読願上候。以上。
十二月十一日漱石
虚子様
横顔の歌舞伎に似たる火鉢哉
炭団いけて雪隠詰の工夫哉
御家人の安火を抱くや後風土記
追分で引き剥がれたる寒かな
正
当時の寓居は熊本市内坪井町七八とある。
この手紙の初めの方にある紫溟吟社というのは、その頃地方に起った俳句団体の古いものの一つであって、この事に就いては数号前の『ホトトギス』に雪鳥、迂巷の両君が書いたことがある通り、漱石氏を中心にして起った俳句の団体であって、後には『銀杏』という雑誌まで出して中々盛んなものであった。文に常松迂巷とあるのは池松迂巷の間違いである。私はその当時雑誌発行というような事務に馴れなかった上に健康が十分でなかったので手紙などは怠り勝ちであった。もっともそれは今日になってもなおつき纏っている私の病所であるが、漱石氏などはその頃から決して人の手紙に返事を怠るような人ではなかった。殊に人に物を頼まれたりした場合は必ずその面倒を見ることを怠らなかった。漱石氏が熊本を去って後に紫溟吟社の人々も四散してしまってまた昔時の面影を見ることが出来ないようになったが、それも漱石氏のような、積極的に会の世話をしないまでも、何かと会員の面倒を見てやる中心人物がなくなったということが主な