Japanische Klassiker mit Furigana
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だいこんとダイヤモンドのはなし
大根とダイヤモンドの話
小川 未明
Lesen Sie 大根とダイヤモンドの話 (だいこんとダイヤモンドのはなし) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 3.929 Zeichen · 8 Bildschirme
中にも、地主と植木屋は、光るものがガラスか、ダイヤモンドか、二つよりしか考えつかなかったのでありました。
「そういえば、水にちがいない。」と、みんなははじめて思いました。岩鼻から水がわくことは、きわめてしぜんなことであったからであります。
地主は、帰りには、不平のいいつづけでした。植木屋に向かって、
「おまえは、商売がらでありながら、岩角から、水のわき出ているのがわからないとはどういうことだ。」といいました。さすがに、如才のない植木屋も、ちょっとした話がこんなことになるとは思いませんでした。こういわれても、返事することができなかったのであります。村に帰ると、その間に、百姓は、怠らずに働いていました。地主は、はじめて、まじめに働かなければならないと知りました。そして、こうして、精を出したから、あのみごとな大根はできたのであろう。地主は、いつか百姓の持ってきた大根を思い出しました。そして、植木屋にあの大根をやったことを惜しみました。なぜなら植木屋のくれたしゃくなげは、まもなく枯れてしまったからであります。