Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

てんぐがいでん きられのせんた

天狗外伝 斬られの仙太

三好 十郎

Lesen Sie 天狗外伝 斬られの仙太 (てんぐがいでん きられのせんた) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 122.347 Zeichen · 243 Bildschirme

Aozora Bunko

お蔦 (三味線と唄をプッツリ止める)……天下を俺一人で背負っていると言った顔だ、ふん、あたしぁキツイきらいさ。……おやおや糸も切れたそうな。(三味線を放り出す)瀧ちゃん、泣くんじゃないよ。その小父さんは気がふれているんだから。(瀧三の傍に行って顔を覗き込んだりして、あやす)……お士なんて言うものの気は知れない。……と言いたいが、それは昔のこと、あの手合いにゃ自分自身の功名や手柄だけしか有りはしない。そうじゃないか、仙さん。……あたしも江戸にいる間は、訳もわからないくせにいい気になって、勤王芸者だなんて言われちゃ江戸っ子から憎がられて得意になったもんだ。フン、芸者だって?……そうかと思うと講武所芸者がいるわな。みんな身過ぎ世過ぎの方便、でなきゃ見えさ。一皮ぬけばみんなオレガだ。中でもお士がオレガの頂骨。だからすぐに内輪喧嘩。他人のエサを横取りしたいのだ。お前さんは、吉村さんをなにし、この家の親父さんをやったけど、それだとてやっぱり……。

仙太 お蔦、それをまた……。(続けて言おうとするが止してしまって、ゴロリと仰向けて寝転んでしまう)

間。

お蔦 ここでは言われて困ると言うのかえ。