Japanische Klassiker mit Furigana
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しゅくだい
宿題
小川 未明
Lesen Sie 宿題 (しゅくだい) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.775 Zeichen · 4 Bildschirme
「おまえには、新しい問題をやらない。」と、いって宿題の刷ってある紙をお渡しになりませんでした。そのうちに、暑中休暇となりました。ある暑い日の午後のこと、賢吉の父親は、外から汗をふきながらもどりました。
「いま、彼方の田圃道を歩いてくると、ひきがえるが、かまきりをのもうとしていた。」と、話されました。
「それから、どうした?」と、賢吉は、目をまるくして、ききました。
「かまきりも大きいから、かまを振り上げて、横目で、じっとひきがえるを見ていたぞ。」と、お父さんは、答えました。
「お父さんは、なんで助けてやらなかったの。」
「かまきりだって、小さな虫を食べて、生きているのだもの。」
「だって、かわいそうじゃないか。」と、賢吉は、お父さんに、怒りました。そして、その場所をきくと、すぐ自転車に飛び乗って走りました。
雲のない空に、日が輝いて、草の葉先がちかちかと光っています。彼は、すぐ川のところへ出ました。お父さんから聞いた場所を、よく探しても、かまきりもいなければ、ひきがえるも見つかりませんでした。
「どうしたのだろうな、もう食べて、どこかへいってしまったのだろうか。