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Japanische Klassiker mit Furigana

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しょうらいのにほん

将来の日本

徳富 蘇峰

Lesen Sie 将来の日本 (しょうらいのにほん) von 徳富 蘇峰 (とくとみそほう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 122.399 Zeichen · 240 Bildschirme

Aozora Bunko

第二回 一国の生活(総論)

それ改革の将来は改革なり。しからば、すなわちその改革はいかなる改革なるか。いかなる改革ならざるべからざるか。洪水の後には洪水あり。しからばすなわちその洪水はいかなる洪水なるか。いかなる洪水ならざるべからざるか。光陰々電気の鉄線を走るよりも急なり。昨日ぞ今日の昔なる。一日また一日、行きやまずんば今日において遙々万里の将来もまたたちまちにして他日の現今とならん。しからばすなわち吾人が今日において将来の日本を論ぜんと欲するもあにまたやむをえんや。

第二回 一国の生活(総論)

人間はただ生活せんがためにのみこの世に出で来たりたるものにはあらざるべし。しかれども、もし最初の目的はいかんと問わば我も人も三尺の童子もみな異口同音に生活せんがためなりと答うるのほかはあらざるべし。人の世界にありてなさんと欲するところのもの千緒万端なれどもおよそ生命を有したるうえは必ずまずその生活の道を求めざるべからず。首陽山に薇を採るは伯夷・叔斉が生活を保たんがためなり。箪食飄飲は顔回が生活を保たんがためなり。さればかのギリシア古代シニカル派哲学の開山たるアンチステネスのごとき精神の快楽と生活の快楽とは相戦うものにして須臾も両立すべからずとてつねに生活を敵視したるにもかかわらず、その病んでまさに死せんとするや、彼はそのかすかなる声にて弟子