Japanische Klassiker mit Furigana
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ちいさないもうとをつれて
小さな妹をつれて
小川 未明
Lesen Sie 小さな妹をつれて (ちいさないもうとをつれて) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.656 Zeichen · 8 Bildschirme
三
「きれいな、いいおべべですこと。」と、二郎ちゃんのお母さんが、おほめになりました。
「みい子おべべ。」と、みい子ちゃんは、しきりにいって、こんどは、これをきせてくれというのです。しかし、それは単衣物でありました。
二郎ちゃんのお母さんは、そのときの無邪気なみい子ちゃんのようすを思い出して、ひとりほほえみながら、歩いていられました。
三
二郎ちゃんは、勇ちゃんの家にもいませんでした。二郎ちゃんと勇ちゃんは、小さなみい子ちゃんをつれて、川へ釣りに出かけたのです。それは、勇ちゃんと二郎ちゃんの釣りにいく約束がしてあったところ、
「勇ちゃん、すこしみい子を見てやっておくれ。」と、寝ているお母さんにいわれたので、妹もいっしょにつれていくことにしたのです。途中、勇ちゃんは、小さな妹の手をひいてやりました。
生まれてはじめて、広い、青々とした畑を見たので、みい子ちゃんは、なにを見ても珍しかったのです。花びらが、風に吹かれて飛んできても、
「ちょうちょう、ちょうちょう。」といって、よろこびました。川へくると、ほかの子供たちもおおぜいいました。
「二郎ちゃん、あすこがいいよ。