Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ちいさなこんじきのつばさ
小さな金色の翼
小川 未明
Lesen Sie 小さな金色の翼 (ちいさなこんじきのつばさ) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.563 Zeichen · 10 Bildschirme
不思議なことに、小鳥は、まったく元気づいてしまいました。そして、もう一度、海を翔けきって広々とした野原を見いだして、自分らの仲間に合しようと決心しました。
「さあ、飛んでおゆき。」といって、娘が空へ投げ上げてくれたのを機会に、小鳥は、この燈台や、花園のある島を後に、遠く、遠く海を下に見おろしながら、どこへとなく飛んでゆきました。
ある日の夕方、小鳥は、大きな林の中で、みんなと出あいました。みんなは、どこへいってきたか? あのあらしのときはどうしたか? と、いろいろにたずねました。
みんなをひきいている親鳥は、むずかしい顔つきをして、「私たちはどんなに心配していたかしれない。どこへいってきたのか、委しく話しなさい。」といいました。
小鳥は、あらしに吹かれて、つい思わぬ方角に飛んでいって海の上へ出てしまい、わずかに一つの大きな火を見つけて、そこへ飛んでいって、やっと、やさしい人間に救われたということを物語りました。
この話をきいていた鳥たちは、びっくりしました。またその話のうちでも、やさしい人間に救われたということが異様に感じられたのでありました。
親鳥は、頭を幾たびも傾けながら、