Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
しょうねんれんめい
少年連盟
佐藤 紅緑
Lesen Sie 少年連盟 (しょうねんれんめい) von 佐藤 紅緑 (さとうこうろく) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 110.920 Zeichen · 219 Bildschirme
ただ最初に富士男が、モコウとともに平和湖を横ぎって探検したさい、サクラ湾で見た一小白点は、雪をいただくアンデス山中の一高峰であったことは疑いない。またたこに乗って空中から見た火光は、同じ山脈中の一火山である。
「わたしたちが伝馬船を手に入れてこの島を出るとしても、どの方向にすすみますか」
とゴルドンは問うた。
「チリー国の沿岸は、曲折出入が多くてはなはだ危険であるが、ここより一直線に南航してチリー国の港に入港すれば、チリー国の住民はみな親切であるから、便船を求める便宜はえられると思う」
とイバンスは答えた。
「チリー国の南端に港がありますか」
「チリー国の南端にタマル港があるが、もし荒廃していれば、さらに南に航路をとって、マゼラン海峡に出れば、ガーラント港があります。ここへゆけば、かならず豪州行きの便船はあるはずです」
じじつマゼラン海峡に出れば、各国の船が通過している、イバンスの説明はますます少年を歓喜せしめた。
しかしかれらが帰国の便宜をうるためには、まず海蛇らの持っている、伝馬船をうばわねばならぬ、それには一戦はまぬがれないのである。
敵は七人であるとはいえ、くっきょうのおとなどもで、食人鬼のごとくどうもうなる暴漢である、味方は数こそ多いが、筋骨いまだ固まらざる十六歳に満つや満たずの少年たちである、これを